インプラント矯正

歯

審美歯科の治療

歯科インプラントはそもそも、審美歯科の治療のために開発されたものだと言われています。
最近では「審美歯科も矯正歯科もない」というフラットな立場に立つことが流行りなので言われることはありませんが、確かに歴史的に見れば、インプラントは審美歯科のために使われていました。
インプラントというのは、見た目を説明すれば釘のような、ネジのような形をした小さな器具で、長さは歯の根元からアゴに届くくらいのもの。
それもそのはずで、この器具は歯の根っこに埋め込まれ、先端を顎の骨と接着される「人工歯根」として使われるものだったのです。
矯正歯科では歯並びの乱れを治療しますが、いわば審美歯科は歯並びの「数」を重視する歯医者さんです。人工歯を作るための人工歯根であるインプラントは、歯の数を揃えるためのものだったのです。

歯茎に打ち込む

歯科インプラントを、矯正歯科で行われる矯正治療に活かすという方法もあります。
ワイヤー矯正との併用で使われるというパターンが多いのですが、要は、どうしてもワイヤー矯正では効率よく動かせないという部分にある歯を動かすための器具として、歯科インプラントが利用されているのです。
ぐっと大きくズレている歯をもとに戻すために、歯茎のどこか支点となる部分にねじ状のインプラントを打ち込むところから、作業は始まります。
インプラントから伸ばしたゴムを歯に引っ掛け、あとはそこから引っ張って動かすというだけです。
これが、矯正歯科でのインプラントの使われ方なのです。